RATOについて
RATO概要
未来の樹
Hana-Akari
低炭素社会の実現に向けて、再生可能エネルギーの利用拡大が求められています。なかでも色素増感型や有機薄膜型などの有機系太 陽電池は、発電コストを大幅に低減できる次世代型太陽電池として注目されています。これらのデバイスは製造時に二酸化炭素排出量が低く、また環境負荷も少ないプロセスで製造が可能で、素材の多様性があるなど大きな魅力を秘めています。しかし、こうしたメリットの 一方、現状では変換効率と耐久性において従来型太陽電池の性能よりも劣っているのが実情です。
有機系太陽電池技術研究組合(略称:RATO)は、大きな市場形成が期待される有機系太陽電池の事業化を目指している企業をコアとして、各企業が共通に取り組むべき技術課題に対して対処し、開発を加速することを目的として設立されました。