掲載日:2013年3月22日

第一回用途開拓シンポジウム

有機系太陽電池はEPT(エネルギーペイバックタイム)が短く、軽量・安価・フレキシブルな特徴を有する次世代太陽電池として技術開発が進められています。近年、世界の色素増感・有機薄膜太陽電池の研究グループから変換効率12%を超える効率が度々報告されはじめ、技術進化の真っ只中であります。実用化の期待も日増しに強くなってきておりますが、残存する課題もあります。一方で、従来型の太陽電池の暴落や品質問題の発生などもあり、市場は混沌としております。日本がリードしてきました有機系太陽電池の技術は、新興国の追いあげもあり競争の激化が予測されます。2011年発足した有機系太陽電池技術研究組合(RATO)では、技術開発と用途開発を車の両輪とし、両社併せて研究開発していく技術研究組合です。有機系太陽電池の実用化には、技術だけでなく斬新なアイデアやデザインが重要です。用途開拓を促進するため、各界の第一人者の講師をお招きし、市場動向からメガゾーラーまで幅広い話題をご提供いただき、ご聴講者の皆様に、用途開拓のヒントやビジネスインスピレーションを得ていただくため「第一回用途開拓シンポジウム」を企画しました。

■開催日時 2013年2月21日(木) 13:30-17:30
(意見交換会:17:45-19:30)
■開催場所 東京大学 先端科学技術研究センター 産学連携新エネルギー研究施設
3号館南棟(環境エネルギー棟)1階 ENEOSホール
http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/maps/index.html
■主催 有機系太陽電池技術研究組合(RATO)
■参加費 RATO加入会社、大学関係者・・・無料
一般(意見交換会含みます)10,000円 (当日に徴収)
■定員 100名(先着順)
■掲載物 ポスター(A0サイズ)  チラシ(A4サイズ)

プログラム

13:30-13:40 開会挨拶
13:40-14:30 講演(1)
「太陽電池の技術・市場動向と有機系太陽電池の生きる道」
日経BP社 日経エレクトロニクス編集部  野澤哲生様
14:30-15:20 講演(2)
「太陽電池が描く未来世界 ~発想を広げて、花を咲かせる~」
ソニー株式会社 UX・商品戦略本部 クリエイティブセンター 木村奈月様
15:20-15:40 コーヒーブレーク
15:40-16:30 講演(3)
「エネルギーハーベストの動向と展望」
株式会社NTTデータ経営研究所社会 環境戦略コンサルティング本部 竹内敬治様
16:30-17:20 講演(4)
「メガソーラー導入の動きと今後の展望」
株式会社 NTTファシリティーズ メガソーラープロジェクト本部 小西博雄様
17:20-17:30 閉会挨拶
17:45-19:30 意見交換と交流会

*意見交換と交流会は隣接の3号館M2Fエントランスを予定しております

■シンポジウム参加申し込み

大変申し訳ありませんが、お申し込みの受付は終了いたしました。