有機系太陽電池の実証実験に関する協定締結式が開催されました。
平成27年11月24日(火)16時00分から、所沢市役所3階庁議室において、「有機系太陽電池の実証実験に関する協定締結式」が開催されました。
この実証試験は、平成26年度より開始されたNEDOの共同研究事業である「太陽光発電多用途化実証プロジェクト/太陽光発電高付加価値化技術開発事業/E-SEG(緊急時自発光誘導デバイス)の開発」の一環で行われるものです。
所沢市は以前から「マチごとエコタウン所沢構想」に基づき、太陽光発電など再生可能エネルギーの導入を進めております。今回、西武線航空公園駅のロータリーの植栽部分並びに、並木二丁目の路上部分を実験場所としてRATOに設置を許可され、日射や低光量の場所でも機能する有機系太陽電池を用いた自立型発光デバイス(自発光誘導灯「E-SEG」)の実証試験を開始することとなりました。
協定締結式では、はじめに所沢市環境政策課の安藤主幹から所沢市のこれまでの環境・エネルギーに対する取り組みを含めた今回の協定内容ついての概要説明と、有機系太陽電池技術研究組合の上遠野総務部長から設置内容に関する概要説明が行われ、次いで藤本正人所沢市長、田中千秋RATO理事長が「有機系太陽電池の実証実験に関する協定書」に署名を行い、NEDOの松本部長を交えて記念撮影を行いました。
続いて、所沢市からRATOに所沢市イメージマスコット・トコろんのぬいぐるみが、RATOから所沢市役所に所沢市イメージマスコット・トコろんをデザインした10cm角の有機系太陽電池のセルがそれぞれ記念品として贈呈されました。
続いて、藤本正人所沢市長がご挨拶され、続いて事業者あいさつとして松本真太郎NEDO新エネルギー部部長、田中千秋RATO理事長がそれぞれあいさつを行い、協定締結式を終了しました。その後、時間の許す限り市長と事業者の参加者全員で意見交換を行いました。